算命学を通じてお客様の人生を輝かせる~算命学鑑定師・講師 河村共華さん~

Last Updated on 更新日2019.11.5 by 44@jyuku

「自分なんてどうせうまくいかない」「そんなこと自分にはできっこない」こんな思いを抱えて立ち止まっている方に贈りたいメッセージがあります。
「人生ははじめから決まっているものではありません。自分の力でいくらでも変えていけるのです」そう語るのは、算命学鑑定師として占術サロン・ジュピターを主宰する河村共華(かわむらきょうか)さん。お客様の可能性を心から信じ、それぞれが「幸せな人生」を歩むための道しるべを示して、多くのお客様を笑顔にしてきました。その親切で丁寧な算命学鑑定は、年齢や仕事を問わず、幅広いお客様に支持され、遠方からのリピーターが後を絶ちません。
今回は、そんな河村さんが独立を決意し、ゼロからの集客を成功まで導いた、これまでの軌跡についてお伺いしました。

算命学鑑定とは

占術サロン・ジュピター

吉祥寺から徒歩4分。大通りから路地に入った路面店には「占術サロン・ジュピター」の赤いフラッグ。扉を開ければ、心地よいお香の香りと優しい音楽が身を包み、同時に、算命学鑑定師の河村共華さんが明るい笑顔で迎えてくれます。
占術サロン・ジュピターでは、それぞれが持って生まれた資質を輝かせ、より良い人生を歩むための「算命学鑑定」を行っています。自分を深く理解し、人生の方向性を見つける「個人鑑定」、仕事や会社を発展させる「ビジネス鑑定」など、個人・法人を問わず、日常の悩みから人生の大きな選択や決断の迷いまで、様々な相談をすることができます。
親身になって、じっくりと話を聴いてくれる河村さんの鑑定スタイルは、経営者を中心とした幅広い層のお客様に支持され、現在はリピーターや紹介によるお客様が95%を占めるなど、安定した成長を続けています。

算命学の最終目的

算命学は、陰陽五行論を基本とした、古代東洋の自然観を理論体系化した学問です。政治や軍事の秘法として活用され、かつては国を統治する「帝王学」として伝えられてきました。
人には、それぞれ生まれもった「宿命」があります。「宿命」は個人の資質であり、可能性。算命学鑑定では、個人の宿命を知るとともに、その可能性を引き出し、輝かせるための方法を探っていきます。
「算命学の目指す最終目的は『宿命の完全燃焼』。自分の宿命を完全に活かし切ると、本当の意味で人生に満足する。」と、河村さんは教えてくださいました。
そのためには、まずは自分の宿命を知ることが大事です。河村さんは、一人ひとりのお客様とじっくり向き合いながら、宿命について、しっかりと丁寧に説明してくれます。

バイオリズムとテーマ

昼は活動して夜は眠る。体内にバイオリズムがあるように、運勢にも「バイオリズム」があります。スピードを出す時とブレーキをかける時です。このバイオリズムに沿うことで、人生の流れもスムーズになるといいます。
これに加えて「テーマ」があります。テーマは季節のようなもの。夏には海で泳ぐ、冬にはスキーに行くように、季節に合わせた行動は発展・成長につながります。逆に、海で泳ぎたくても、季節が冬であれば風邪をひいてしまいます。行動がテーマと一致しなければ、せっかくの行動も逆効果です。河村さんのもとには、定期的にバイオリズムやテーマを聞きに来る方も多いそうです。

サロン開業までの道のり

波乱の人生を経験して

河村さんは、かつての生活をこう振り返ります。
「まさに人生ジェットコースターでした。人が羨むような華々しい生活もあれば、借金を抱えて、どん底生活も経験しました。」
舞台女優を目指していた河村さん。劇団養成所に入所した直後、未経験の新人にもかかわらず主役に抜擢され、数々の舞台やドラマに出演。その後、活躍の場を夜の銀座に移した河村さんは、高級クラブのホステスとしてトップクラスの成績を出し続け、新店舗のママに抜擢されます。まさに華々しい人生を送っていました。
しかし、結婚を機に仕事を辞め、ネット通販の会社を立ち上げた河村さんに大きな転機が訪れます。家族の自己破産もあり、子供を抱えながら大きな借金を背負うことになるのです。体力的にも精神的にも追い込まれた河村さんは、子供を守りたいという一心でひたすら耐え続けます。そして切に願いました。「こんなに変化の激しい生活はもういや。幸せになりたい」と。

算命学を学んだきっかけ

 「自分がどうしたら幸せになれるのか、その仕組みを知りたかったの。だから最初は仕事にしようだなんて思ってもいませんでした。」
以前から算命学に興味を持ち、学校や専門家のもとに通うなどして、本格的に算命学を学んでいた河村さん。特定の知識に偏ることがないようにと、算命学だけなく、気学、西洋占術、風水、タロットなどを習得し、また、心理学や脳科学といった学問にも精通しています。
 河村さんは、勉強の一環として友人たちの鑑定をはじめます。幅広い知識をベースにした河村さんの算命学鑑定は、友人たちの口コミを呼び、次第にお金を払ってでも鑑定してほしいという依頼が増えてきます。
また、通っていた算命学の学校でも頭角を現していた河村さん。クラスの友人から、占い館で働かないかとスカウトされます。そこは、横浜や新宿で多店舗を展開し、行列ができるほど人気のある占い館でした。

鑑定実務を経て独立

河村さんの丁寧な鑑定は、たちまちリピーターを増やしていきます。しかし、お客様の話をじっくりと聞く河村さんの鑑定スタイルは、占い館の経営スタイルにはなじみませんでした。鑑定人数に応じて収入が決まるため、短時間でたくさんのお客様を鑑定するほうが稼げるのです。
「仕事をはじめたものの生活費も稼げない状況でした。私も短時間で鑑定を回せるようにしよう、と毎晩心に決めるんです。でも、やっぱりお客様の顔を見ると一生懸命になってしまって」。
河村さんには、お客様としっかり向き合う鑑定スタイルが自分にあっているという確信がありました。しかし、占い館の経営方針には合わない。葛藤を抱えた河村さんは、ついに独立を決意します。

背中を押してくれた志師塾への思い

集客の大きな壁

こうしてサロンを開設した河村さんの前に、新たな壁が立ちはだかります。
「集客できなかったんです。これまでは占い館の看板で長い行列ができていたから」
かつてのお客様に気づいてもらおうと、ブログを開設しますが、それにも限界がありました。サロンの家賃や生活費で貯金がついに底をつき、焦りと不安を抱えた河村さんは「志師塾」と出会います。
「私が探していたのはこれかもしれない。」ウェブ集客に定評のある志師塾の存在を知り、最後の望みをかけ、河村さんは講座を申し込みました。

志師塾が教えてくれたこと

講座を通じて、志師塾が大事にしている考え方を理解・共感しながら、自分の思いをカタチにし、お客様に伝えていくことの大切さを学びます。
お店に並んだ商品とは違い、河村さんの算命学鑑定というサービスは、目に見えません。その価値を言葉で表現する難しさを感じ、悩みながら、志師塾の課題に取り組みます。
「3カ月の受講中は、課題ができず苦労しました。その後、時間はかかりましたが、今では自分の理想とするお客さまが来てくださるサロンに成長することができました」と、河村さんは当時の奮闘を思い返します。

思い切ってチャレンジした最終課題の成果

 志師塾の最後の課題は、セミナーの実施でした。「算命学講座はいずれやりたいと思っていました。でも、準備ができてからとか、今は無理とか、そうやって勝手にできないと思ってたんです。」
これまでの課題がうまくできなかった河村さん。最後の課題くらいは思い切ってやろうと思い、算命学講座のフロントセミナーに挑戦しました。セミナーの告知や会場の準備など、すべては手探りでした。
「実際にお客様が来てくださって、実はそれがきっかけで今の講座が始まったんです。」
 今では9クラスを開講するほど人気講座となった、河村さんの「算命学講座」です。現在、生徒数は50名を超え、今年は都内だけでなく、長野県での開催も始まりました。
「志師塾が背中を押してくれたから、今があるんです。あの課題がなかったら、まだ自分に言い訳していたかもしれない。」と、河村さんは笑顔で語ります。

お客様の人生を輝かせるために

お客様を幸せにする「3つの心がけ」

 河村さんがお客様とお話しする際に、いつも心がけていることがあるそうです。
1つめは、お客様を信じ切ること。「自分なんかダメだって思ってるが人たくさんいるけど、誰だって、たくさんの可能性を持っています。自分はダメだなんてことはない。私も昔はそう思ってたから。」
今がどんな状況であっても、河村さんはお客様の可能性を心から信じ、鑑定に臨んでいます。
2つめは、お客様を笑顔にすること。「笑わせてなんぼだって思ってる。態度とか表情とか、笑っていれば後から幸せが来るっていうこと、あるでしょう?」
つらく苦しい過去を乗り越えてきたからこそ、河村さんの言葉には深みがあります。
3つめは、人生は絶対に良くなるという確信を持つこと。「命式に悪いことが出ているからといって、悪いことが起こると決めつけたりはしません。」
生年月日から割り出された命式には、良い時期もあれば悪い時期もあります。しかし、それ自体は単なるデータ。それをどう解釈し、どのようにお客様に伝えていくかは、鑑定師次第だといいます。例えば、交通事故で入院したとすると、それ自体は悪い出来事のように思えますが、入院をきっかけに自分と向き合い、転職を成功させたのなら、それは決して悪いことではありません。
どんな宿命であろうと、お客様の状況や目的を聞きながら「どうしたら人生の質を上げることができるのか」その突破口を見つけ出すのが河村さんの流儀。個々の人生は、本人の選択や行動、心の持ちようといった環境によって、いくらでも変えていくことができるのです。

どんなことがあっても大丈夫

「子供を抱えながら、何千万も借金して、身体はボロボロだった。本当にいろいろなことを経験してきました。でも、それがあったからこそ今の自分があるんです。」
 過去の経験を一切否定せず、それら全てを受け入れる河村さんには、芯の強さを感じます。座右の銘は、“死ぬこと以外はかすり傷”。
それぞれの宿命の良さ引き出していくことで、どんな星でも輝く、だから諦めないでほしい、と河村さんは語ります。

お客様を魅了するサロン

かつて、志師塾が河村さんの背中を押したように、占術サロン・ジュピターは、今日も算命学を通じて、お客様の人生を輝かせるサポートを行っています。相手の幸せを考え抜いた河村さんから発せられる言葉は、お客様の心をつかんで離しません。
 決して上辺だけの言葉ではないのです。お客様を心から信じ、一人ひとりと向き合う時間を大切にしています。だからこそ、お客様は占術サロン・ジュピターに魅了され、再び足を運ぶのでしょう。

文:辻村 藍(中小企業診断士)/編集:志師塾「先生ビジネス百科」編集部

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