プログラミング教室を開業し、日本教育を変える ~渡邊賢司~

Last Updated on 更新日2018.3.30 by

「1歩1歩の積み重ねが今に繋がる」とはよく言いますが、皆さんはその一歩一歩を意識して歩いていますか?将来の自分の姿を逆算して、その目標に向かって何をすればいいのかを考えながら進んでいくことで、やっていることの意味や目標までの距離を正確の測ることができます。

渡邊賢司さんは、事業再生コンサルタントとして働きながら子供向けにプログラミング教室を開いています。また、論理的思考を子供たちに身に着けさせるためにフランチャイズで講師もしています。

渡邊さんはいま日本の子供たちが世界に負けないように教育を通して未来を作っています。

大げさように思うかもしれませんが、自分の未来について考え行動してきた渡邊さんであれば、取り組みを通してそんな未来を実現できると思います。

未来を作るのは「考える力」なのだと思います。

活動

経歴

渡邊賢司さんは会社が傾いていたり、金利負担が重いなどの会社をサポートする事業再生コンサルタントとして働きながら、子供たちに考える力を付けさせるためにプログラミング教室を開き、個性と考える力を育てるために論理的思考などを教えている教室のフランチャイズ講師として活動しています。

考える習慣

渡邊さんは将来、日本が他の国に負けないように、戦っていけるように活動をしています。そのために自分が何をすればいいのか綿密に考えて行動しています。この「考える力」こそが、今の渡邊さんを作り上げた大きな要素だと思います。
この「考える力」を分解してみていくことで、新しい行動を生み出そうとしている人にはヒントになるはずです。

先を予測し考える習慣こそが未来を構築する力をつける下地になっています。

この事に対して渡邊さんは

「小さい時から考える人でした。いろいろ考えてましたよ。将来何やりたいかとか、どういう大人になろうかなとか、ずっと考えていました。

そこから事業会社を作って大きくしたいという将来設定をして、叶えるためにはどんな仕事をしたらいいのか、どんな勉強をすればそこにたどり着けるかを考えながら、首尾一貫して一歩一歩進んできました。」

将来の大きな目標を掲げた時に、目標設定は間違っていませんか?それが大きな目標をすぐに立ててしまいますがそこに行くまでの作業で満足していてはいけません。

目標への行動

渡邊さんは考える作業に満足せず、そこで見つけた目標への熱意を消すことなく、燃やし続けながら行動してきました。

以下を見れば、どのように逆算して人生を歩み目標に向かっていったか分かると思います。

経営者になるためにはトークスキルや営業力だと思えば営業会社に入ってトップを取るまでに成長し、会社を経営するためには、経営の勉強が必要と考え中小企業診断士を取得。
自分会社を経営するときにためにコンサル会社に転職し、その後に自分が事業会社を立ち上げた時にお金のトラブルなどがあると怖いので事業再生コンサルタントとして活動するなど。
ここに書いたのは一部ですが、ここまで逆算して考えられる人は少ないと思います。だからこそ渡邊さんが描く未来にワクワクするのかもしれません。

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ビジネスの意味

激動の時代

取り組みの中でも特にプログラミング教室、論理的思考を教える教室に関しては、渡邊さんの中にある問題意識から生まれています。

問題意識とは世間の変化を掴むことで生まれています。
渡邊さんはこう言います。

「子供達っていま激動の時代に生きているので、10年後20年後ってもう全く変わっている世界なんです。そういう激動の時代に生きているのに日本の教育って変わってないですね。」

今まで、些細な疑問も考えてきたからこそ、今の時代に存在する問題の形を掴むことができているのだと思います。

昔と今

「日本の中小企業の赤字は7割なんです。そういう会社が多い中で、なんでそんな日本になってしまったのって思った時にやっぱり教育も1つあるんじゃないかなと思っています。

高学歴をでた経営者も会社をうまく立て直すことができないし、「なんでだろう。」って考えたら学校の勉強って知識を詰め込むじゃないですか、インターネットがこれだけ発達したらパターンを覚えるとかそれらの知識って何もいま必要ないんですね。

でも、昔って知識は、重要だったんですよ。上々企業入ったらいろんな情報引っ張れて、いろんな人脈を作れたんです。だからいい大学でてっていうのがあった。でも、それをここまで噛み砕いて考えている人っていないんです。」

今と昔の変化を何となく理解している人は多いかもしれませんが、どんな特徴があってどんな傾向になっているのかを掴むことで渡部さんのように全体構造を俯瞰できるようになるのだと思います。

プログラミング教室

今と昔を把握する中で1つの解決策となる答えを見つけました。

「そういう時代になっている時にどういう力な必要なのか考えたら問題を自分で設定して、それを解決していく能力、考える力。ビジネスって人が困っていることを提供してあげて対価としてお金をもらうので、「困っていることはなんだろ」って探すことから始まるじゃないですか。

それでプログラミング教室を立ち上げたんです。プログラミングさえできれば自分で何かを作り出せるということなんですよ。そういうことに小さい頃から慣れておくことが、重要だと思って会社を立ち上げたのが去年の4月。
プログラミングは全体像を考えるので、答えは1つじゃないんです。

論理的に考えてるんです。1,順序だてて考える。2.全体像と考えて条件つけるといったことがこの教室では身につきます。
こういうものは(論理的に考えること)ずっとやっていかないと身についていきません。」

論理的思考を育てる学習塾

子供たちの可能性

もう一つの事業として、小学生から社会人まで対象にした学習塾のやっています。ここでは、小さいうちからロジックツリーやMECE(漏れがなく、ダブりもない)で考えさせ論理的思考を育てています。将来的に、渡邊さんは自身が行うプログラミング教室と、論理的思考を重ね合わせた取り組みもしたいと考えています。
渡邊さんは、この事業の対象でもある子供たちに、変化をもたらす期待をしていました。

「子供ってすごく賢いんですよ。子供のほうが大人より賢いですよ。自分でどんどんどん進めようとするから、大人はビビってしまったりとか自分のプライドが邪魔したりして、やったらいいと思うことをやらないんですよ。」

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課題

子供たちの可能性に期待を抱いていて、子供たちの将来に彩を与えるような取り組みではあるのですが、まだまだ世間が「考える事」に対して重要性を理解しきれていないために課題もあるといいます。

「まだ市場認知が浅いので、すぐに成果を出せません。
例えば10年前とか、ゆとりが終わって今度は詰め込みに戻ろうとしてるじゃないですか。そしたらまた学習塾のニーズ高まるでしょう。そういう時の学習塾と違ってまだ世間は必要性感じてないから、今は赤字です。」

世間の流れはまだ、渡邊さんの取り組みに追いついていません。ですが、この取り組みは何年か後に、世間の流れが追いついたときに偉大な1歩として刻まれると思います。

これから先

子供たちにこれからの時代を生きくために、自分で考える力を養うために新しい活動をしています。
詰め込み型の教育は変化の時期に来ています。これら取り組みは子供の柔軟な発想をもっともっと広げることに繋がります。
広がった視野で世界を眺めることは、子供たちに発見を生み感動を生みだすことでしょう。
渡邊さんの活動は、日本に少しづつ自由な人を増やすことになると思います。
学歴ではなく、固まった価値観で属する場所を決めるのではなく、もっと自由に考え行動できるようになるはずです。皆さんも渡部さんの挑戦を参考にしながら考える習慣を身に着けてみてください。
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まとめ

「時代の変化に合わせていろんなことやっていかないと事業ってすぐダメになるんです。
その種をいま作っています。」と渡邊さんは言います。
これは、これは世間に対して、何が問題?どうなっていく?そのために必要なものは?など『?(疑問)』の視点を忘れずにいる渡邊さんだからこそ変化に合わせた『!(閃き)』を見つけることができるのだと思いました。
渡邊賢司さんの閃きは、将来に輝きを与えてくれるでしょう。

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