Last Updated on 更新日2018.3.22 by
皆さんは「これから」をつくる作業をしていますか?
仕事面では、「この先ずっと、続いていくような未来をつくりたい。」と思ったり、環境面でいうと「今のままでは将来的に地球は危ない!」といった考えがあると思います。
しかし、分かってはいても、今ある仕事をこなしていくうちに、先のことは後回しになりがちです。
今仁豪造さんは、環境を考えながら、強い会社作りを目指す「環境コンサルタント」をしながら、経営数字を使い経営者の目標達成を支援するキャッシュフローコーチのファシリテータをしています。これは、日本の企業を元気にする活動とも言えます。
このように、今仁さんは環境の側面と日本企業を元気にしています。つまり、「これから」をつくる活動をしています。
そして、これからをつくることは自分の人生を豊かにしてくれます。これは1つの物事にいくつも見方が増えるようになります。
豊かになるのは、今だけを見るのではなくこれから先も見つめているからです。
皆さんも今仁さんを参考に自分だけの未来ではなく、これからの環境やこれからの社会に対する活動を考えてみてください。みなさんのいまの活動はこの先どんな影響を与えていきますか?
この記事の目次
環境コンサルタント
環境を考える
環境コンサルタントとして働く今仁さんは、環境への気遣いが強い会社を作ることに繋がると教えてくれました。
「一つのきっかけとして、電気を消したりする、そういった1つ1つ小さいことをきっかけに、会社の無駄が見えてきます。それを改善することは強い会社をつくるためのきっかけになります。」
しかし、ただ環境を意識すればいいという訳ではありません。起業が環境方針を定める時、このとき経営者はただ署名するだけになっていることが多くあるといいます。これでは、従業員はこの先この会社はどこへ向かうのか、将来的なビジョンに不安を抱えてしまいます。
そのため環境問題にもっと前のめりで経営者がかかわっていくことで、将来のビジョンを下へ下へと浸透しやすくなるので、従業員は経営者についていきやすくなると今仁さんはいいます。
環境への異議
そういった環境への小さな配慮をしっかりと意識することで、環境の変化だけでなく会社の変化を感じて頂けると思います。これは、仕事のやり方にも言えます。些細な作業を見直すと、かなりの時間短縮に繋がったりもします。例えば、ショートカットキーや仕事の進め方、ファイルの整理など小さなことを見直すことで成果に繋がることを感じると思います。
それは、個人だけではなく会社でも一緒です。つまり、小さな配慮や違いを生むことで、後々大きな違いを生みます。そこで生まれた今までとの違いは、環境改善だけでなく、社員の結束を固くし、会社の成長を生みだすことができます。今仁さんはそういった小さな変化をきっかけとした、大きな変化をサポートしています。
エコアクション21
そもそも、なぜ環境改善に力を入れているのでしょうか。それは自身の体験が元になっています。大手物流機器メーカーへの環境マネジメントシステム運用を行っていた際に、環境マネジメントは会社の全体的な流れを組み替えることができ、コスト削減だけでなく社員の教育。
さらには生産性を上げることに気付きました。そこから、エコアクション21というすべての経営者が、環境への取り組みを効果的に行えるガイドラインの導入に関するサポートや環境コンサルタントとして活動をし始めました。
問題があった時、直接的に問題を解決する方法を探してしまいますが、時には環境問題といった直性的でないやり方が、解決へと糸口になるときもあります。
キャッシュフローコーチ
人をサポートする
今仁さんはキャッシュフローコーチ協会のファシリテータコーチとして日本全国にその内容を広めています。これは経営者のビジョンをお金の側面や、ミッションやカンパニースピリットなどを決めることで目標達成までをサポートするというものです。
サポートにより経営者と社員のずれを無くし同じ目標に向かいやすくなることや、ぼやけていた目標がはっきりと見えて来るなど、クライアントとともに将来の目標に向かって考えながら支えることをしています。
この活動は全国で行われていて、「新たな職業の創造」をしているといいます。というのも、ここに参加した多くの方が売り上げを作り出すことに成功しているからです。
また、独立のきっかけや、職業とは別に自らがキャッシュフローコーチになるなど、今までと違う成果や、今までと違う道を見つけるきっかけになっています。
今仁さんは、このように人の「これから」を作っています。それは、とてもワクワクすることだと思います。今仁さんのように環境や人の「これから」を考えることで、人生は豊かになるはずです。自分ではない誰かを応援することで、その人の成長が自分の成長としても加算されます。
皆さんも誰かを支えてみてください。その人の未来をサポートすることができるなら、失敗の経験や成功のデータがたくさん出来上がってきます。自分以外を応援することで、成功も失敗もデータが今までより多く上がります。この経験は自分を成長させてくれます。
今仁さんのように誰かを支えてみてください。
それはあなたの幹を太く大きくしてくれます。
環境と行動を変えることで変化が生まれる
今仁さんは環境を変えることと行動をかえることが大切だと教えてくれました。
「環境と行動を変えることで、変化が生まれます。」
何か変化を起こしたいのなら、環境を変えることが一番効果的だといいます。今のままではいけないとわかっていてもどうしても現状に甘えてしまうのが人間です。頭でわかっていても簡単ではありません。そうであるのならば、環境を変えてしまえばいいということです。
厳しい環境に自分を置くことで、周りにいる人、任させることの多さ、今までと違う価値観など強制的な変化が自分を強く育ててくれます。
また、行動を一つ変えてみてください。例えばいつもの通勤の道を少し変えてみたり、話し方に工夫をしてみたりと初めは何でもいいので行動を少し変えてみてください。
そうすることで、あなたの人生の矢印が少しづつ方向を変えて気付いたころには今見えているゴールとは別のゴールを示しているはずです。
今仁さんもいろんな経験をしたのち、コンサルタントとして活躍しています。今仁さん自身も変化を起こしてきたので、世の中に影響力を与えている現在の今仁さんが出来上がったのだと思います。
7つの習慣
今仁さんの人生の分岐点に7つの習慣という本があります。この本の中の習慣に「目的を持って始める」というものがあります。
これは、最後を思い描きながら、自分自身をどう作り上げたいか決めると言いうことです。この言葉は、今仁さんの生き方のようにも感じました。この先自身の行動がどういった影響を与えるのか考えながら、自分自身も作り上げて成長しているように感じます。
まとめ
環境のことや今よりもっと先のことを考える機会は少ないかもしれません。ですが、いまよりもっと多くの出会いや成長がそこにはあるはずです。今仁さんは、この先のことを力強く話してくれました。その活力を生んでいるのは、今にいきながらこの先を常に見続けているからだと思いました。
みなさんも、今に生きてこれからを創っていってください。
コメントを残す