Last Updated on 更新日2019.4.28 by 44@jyuku
細胞の中からうきうきわくわくするような日本にしたい15歳若返り美人ナビゲーター 宮崎さゆりさん
今回のインタビューは笑顔がとてもチャーミングで、物腰が柔らかく、雰囲気が明るい宮崎さゆりさんです。15 歳若返り美人ナビゲーターとして多方面にご活躍されています。
時には身を乗り出し、身振り手振りを交えながら情熱たっぷりにお話をしていただきました。 宮崎さんに、セミナー講師を目指されたきっかけや、志師塾との出会い、今後の夢や目標などについてお話を伺いました。
この記事の目次
宮崎さんは現在、どのような仕事をされていますか?
現在、「幸せ若返りホルモン」などのセミナーと、若返りやダイエットの個別面談・カウンセリングをしています。お客さんはダイエットを目標にされている方が多いですが、中にはやせているけれど体調不良なんです、という方もいらっしゃいます。
他のダイエット講座等と比べて特徴的なのは、そのような悩みを持っている方々に「幸せ若返りホルモン」の分泌をサポートして、体の細胞から若返って美しくやせるという指導をしているところだと考えています。
その「幸せ若返りホルモン」とはどういったものですか?
世の中に幸せホルモンや若返りホルモンという言葉はよく聞きますが、「幸せ若返りホルモ ン」という言葉は私が作ったものです。幸せホルモンというのはセロトニンやベータエンドルフィン他ありますが、その中には体の若返りや健康に効果がある働きをするものが多くあります。
中でもセロトニンとメラトニンというホルモンの組み合わせはすごいなって思っているんです。セロトニンは、朝になってお日様を浴びたり、リズム運動やウォーキングしたりすると分泌されるんですが、実は笑っている時や、幸せだなーって心が落ち着いている時にも分泌されるんです。このホルモンは抗重力の引き締め効果があって、顔や背中、ヒップアップにとても効果があり、見た目も若く見える効果があるんです。
これが夜になると睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンになって、活性酸素を消去して体の酸化から細胞を守ってくれたり、免疫力を上げて脳や精神を守ってくれたりするんです。寝ている時にメラトニンは、ナチュラルキラー細胞を増やし、ガンを予防する効果もあるんですよ。
セロトニンはその他にも認知症予防とか鬱予防にも効果が大きくて、心が若返るのと連動してるな、っていうことに気づいたのです。他にも、心がウキウキすることで分泌するホルモンや夢や希望を持つと分泌するホルモンなどを含めて、「幸せ若返りホルモン」と呼ぶことにしたんです。
「幸せ若返りホルモン」に気づいたときのことを教えてください。
独学で健康に関する資格も取って、健康・若返り・ダイエットに関する本をたくさん読みました。そこで将来セミナー講師になりたいなと考え、それらに関する本の中で気に入った文をそのままパソコンでまとめていたんです。
そうしたときに、幸せホルモンの中にはこういうものがあってこういう働きをする、若返りホルモンにはこういったものがあってこういう働きをする、というように、幸せホルモンの中に若返りに良い働きをするホルモンがあることに気づいたんです。
これってすごい!ホルモンの働きで細胞から若返って、幸せにもつながるんだ、ってことが 分かったんです。そのときにビビっときて。このことをもっと多くの人に知ってもらいたい、 そうすればもっと良い社会になるんだろうな、って考えて、セミナー講師への思いを更に強くしました。
セミナー講師を志すきっかけを教えてください。
現在は若返りやダイエットについてセミナーをしていますが、それを始めるきっかけというのは介護にあったんです。10 年ほど前母が一人で暮らせなくなって、私の家の近くに住むことになりました。ですがその時の母親は体重がとてもあって、大きな病気も複数持っていたんです。
さぁ大変だ、と思いながら母を介護して暮らしていたんですが、ある日母を車椅子から降ろそうとしたときに、私自身が腰を悪くしたんです。その時に、「これが私の未来か、子どものためにも私は絶対このような状態になれないな」と思ったんです。この時のことが、健康やダイエットに関心をもつきっかけになりました。
ですが健康に関する勉強をしたり、資格を取ったりして母に食事の改善をしてもらおうとしても、中々思うようにはしてくれないんです。私に隠れて色々な物を食べちゃったりして。そのような介護生活を続けていると、実は私だけではなくて、母も辛い思いをしているのかなって思うようになりました。
体が重くなって病気になったり、認知症になったりすると、本人も家族も辛い思いをするんだってことを痛感したんです。今からその時のことを振り返ると、母の気持ちを楽にしてあげたい、幸せにしてあげたいから、私自身も健康に関する勉強をしたのかなって思いました。食事のことやダイエットといった体の部分からアプローチしていたんですが、母の気持ちを楽にしてあげたい、ニコニコさせたいっていう心の部分を大事にしていたんだなって。
自分や家族が苦しい思いをしたから、そういう人を増やしたくないって強く思います。 私の世代の人で要介護とか要支援とかの状態になってしまっている人に、そこから急に健康になれっていうのは、さすがに難しいと思います。けれどこれからの人が、これから先健康を意識して、「幸せ若返りホルモン」を分泌させるような生活を続けていけば、自分や家族みたいに苦しまなくて済むし、そうならなくちゃいけないと思うんです。
私自身のことを振り返ると、子どもの頃から出会った沢山の人に良くしてもらいました。そういう多くの人に恩返しをしたい。私たちの子どもの世代では、介護ばっかりの日本になるのはやめたいと思っているんです。もっとわくわくうきうきするような日本にしていきたいんです。そういう思いでセミナーをしていますし、共感してくださる方もいらっしゃるので、セミナーはとても楽しいですよ。
志師塾との出会いを教えてください
セミナー講師で起業したいと考えて、起業のセミナーを探していたときに、志師塾塾長の五十嵐先生のセミナーを見つけたのがきっかけでした。不思議と他の方のセミナーは眼に入らなかったんです。それでセミナーに参加し、機会にも恵まれて五十嵐先生と個別に面談させてもらうことができたんです。そのときに、「起業ってとても大変だよ。あなたの話を聞くと、起業なんて無茶なことしないで、アルバイトやパートタイムで働いていたほうが幸せだよ」と言われたんです。
後日、ご本人にそのときのことを聞いても全然覚えていらっしゃらなかったようなんですが、 私はとてもショックで。けれども反対にとても興味を惹かれたんです。普通そんなこと言わないと思うんですよね。こうやって私に親切に言ってくれる人はとても信頼できるなと思って、五十嵐先生に隠れて何度かセミナーに参加して、入塾を決めました。
志師塾でイメージと違うことはありましたか?
入塾前は仲間同士でいろいろな意見を言い合うことはイメージしていませんでした。学校のような講義形式をイメージしていたので初めは戸惑いましたが、反面仲間同士の交流が多く、助け合いだったり、皆でやっていこうよという雰囲気があったりしたことがとても良かったと思っています。
起業塾ということで、様々な分野のプロの人がいましたが、たまたま同期の人の中でダイエット系の分野の人は私しかいませんでした。 ですので一般の人と同じ目線でアドバイスをくれるんです。 そのアドバイスにしても、けなすようなことはなくて、相手のいいところを見つけようとする姿勢が根底にあります。志師塾ではよく「ピンチはチャンス」というキーワードがでてきました。いろいろなアドバイスをもらった時に「チャンス!」、何か困ったなと思ったら「チャンス!」と言葉に出すんです。そのような雰囲気がとても好きでした。
私は、志師塾の仲間たちが本当に好きなんです。日本をもっと良くしよう、もっとわくわくするような社会にしよう、という気持ちにあふれているんです。そういった面でも志師塾に入って良かったと思っています。志師塾は素晴らしい仲間に出会える場所でもあるので、入塾を考えている方には本当にお勧めできます。
今後の夢や目標を教えてください
大きい夢を言うと、日本から認知症や寝たきりの人をなくしたい!それには生活習慣病をなくしたい!元気なままで老後を迎えてもらいたい!という思いがあるんです。老後を迎えても皆が元気に活動して、介護で苦しい思いをしないような日本にしたいと考えています。そのために私は幸せ若返りホルモンの伝道師になりたい、と周囲にも話しています。そのためには講座作りや認定制度なども考えなければならないのですが、いずれは本も出すなどして、「幸せ若返りホルモン」を広めていきたいなと考えています。
インタビューを終えて
ダイエットや若返りという言葉を聞くと、どうしても外見だけの改善に思えてしまいます。 しかしながら宮崎さんが大切にされていることは、気持や心という内面から改善していくことでした。そういった部分をご自身でも大切にされているから、講師として幸せ若返りホルモンを広めていきたい、もっと明るい日本を作っていきたい、とエネルギッシュでいられるのでしょう。体だけでなく、心のあり方も考えさせられるインタビューでした。
文・中小企業診断士 松島達規/編集:志師塾「先生ビジネス百科」編集部