Last Updated on 更新日2018.3.30 by
みなさんは、ブログをどのように活用されていますか?
- 日々の日記として活用している
- 情報発信のツールとして活用している
- 集客のツールとして活用している
など、活用の仕方は人それぞれで、どれも正しい活用の仕方だと思います。
しかし、先生の方々が集客を目的としてブログを活用するのであれば、なんでもいいというわけではありません。先生の方がブログを活用することで、集客のツールとしてとても重要な役割を担うことになります。というのも、先生とブログの相性がとても良いからなのです。
本記事では、先生の方向けのブログのタイトルのコツをお伝えします。この内容を理解し、ご自身のブログのタイトルに活用することで、一人でも多くのお客様とつながり、売り上げに貢献できるツールとなるよう、大切なことをお伝えできればなと思っております。
この記事の目次
先生がブログを活用するメリット
近年、先生が増加し、お客様の絶対数が減少しています。そんな中で勝ち抜いていくためには、ご自身のウリを明確にしていくことがとても大切になってきます。でも、そのウリが本当に自分にとって正しいのかどうか、迷ったりした経験はありませんか?
この問題を解決するためには、【仮説検証を高速で繰り返す】ことが唯一の解決方法と言っても過言ではありません。とは言っても、この仮説検証というのがとても難しいのです。実際にお客様のところに行って、当ててみるしかないのが結論です。
でも、お客様のところに行って「私は○○が得意です。いかかでしょうか?」というわけにはいきませんよね。そこで、ブログの登場です。ブログは、簡単に情報発信できるツールです。
ホームページを作るためには時間とお金がかかります。
ブログは、アメブロなどを使うことによって、無料で簡単に作ることができるのです。で、ブログを活用する発想を、「仮説検証に使うツール」として捉えてみるといかがでしょうか?
ご自身のウリを明確にしてブログのタイトルに盛り込む。そして、そのタイトルにマッチする記事を書いていく。そうすることで、ブログの反応をみて、自分自身のウリがマッチしているかを検証することが比較的簡単にできるというわけです。ブログは単なる日記だけの役割を持っているわけではありません。ご自身の専門性を伝えるのに最適なツールです。先生としての専門性を打ち出し、仮説検証に活用してみてはいかがでしょうか。
ブログのコツ1:選ばれる理由は?
さて、先生の方々がブログを活用するメリットがご理解いただけたでしょうか?
「メリットならとっくに知っている。」というご意見もあるかと思います。
それよりももっと気になるのは、
「どのように書けばいいのか?」ということではないでしょうか?
ここからは、より具体的なブログの書き方のコツについてお伝えしていきたいと思います。
ブログは先生との相性が良い
先ほどからお伝えしていますが、先生として情報発信のであれば、特に活用してもらいたいのがブログです。では、ブログを活用することでどのような結果を手に入れることができるのでしょうか?
次の事例をご覧ください。
- 60日で新規顧客が240%にアップした司法書士
- 毎日ブログから問い合わせを受ける社労士
- ブログでイベント告知後、1日で満席になるコンサルタント
などの集客を実現できるようになります。
また、集客に限らず、
- ブログを見た出版社から出版オファーが来た
- テレビ出演依頼をブログで受けた
などなど、成果を挙げればキリがありません。
やはり、【先生ビジネスとブログは相性が良い】と、私は痛感しております。未だに、ブログを単なる日記だと思っている人もいるようですが、それは違います。使い方によっては、立派な「集客ツール」となります。
ブログは記事のタイトルが最も重要
それでは、集客ツールの中でも、特にどういった特徴のあるツールなのか。ブログには、先生業としての専門性を伝えると同時に、見込み客教育ができるという役割もあるのです。
※先生業とは士業・コンサルタント・コーチ・講師などのことです。
「あなたのブログは、しっかりと専門性を訴求できているでしょうか?」
先ほどから何度かお伝えしていますが、先生業では専門性を伝えることが大切です。その専門性を伝えるには、ある程度の文章量が必要になり、その文章量を伝えるには、ブログが最も適しているといえるでしょう。例えば、Twitterのように140文字までしか投稿できないようなツールでは、専門性を伝えきることは非常に難しいです。
このように、ブログは専門性を訴求するツールとして活用できます。そこで大切になってくるのが、ブログのタイトルです。どのようなブログを書くのか、そこで勝負が決まってきます。
もし次のようなタイトルになっていたら、要注意ですよ。
「○○コンサルタントの徒然日記」
【あなたの選ばれる理由(ポジショニング)を反映したブログタイトル】それを作るよう心がけてください。
尖ったブログのタイトルを作るためには?
先日、あるコンサルタントの方が次のようなタイトルのブログを書いていました。
「東京の資金調達コンサルタントが伝える経営ノウハウ」
というタイトル。
これを見て、どのように感じるでしょうか?
パッと見てみると、
- 東京
- 資金調達コンサル
- 経営
というキーワードが入っているため、尖っているように感じられますね。しかし、残念ながらこのブログはほとんど読まれませんでした。
いったい、なぜでしょうか?
例えば、上記の3つのキーワードをインターネットで検索してみると、大手のコンサル会社やライバルがたくさんプレイヤーとして存在します。そのため、ほとんど読まれなかったという結果になってしまいました。
やはり、【ブログのタイトルには、ポジショニングを反映すること】が重要になってきます。
- あなたの選ばれる理由は何ですか?
- その理由が、ブログタイトルに反映されていますか?
このあたりをチェックして、ブログを活用していただければと思います。
ブログのコツ2:3つの事前設定
ブログのタイトルが明確になったら、次は具体的な記事の内容に入っていきます。ただ、記事を書く前に大切な設定がありますので、お伝えしていきますね。大切なポイントは、以下の3つです。
- カテゴリー(テーマ)
- プロフィール
- 次への導線
この3つをしっかりと設定することがポイントです。それでは、順番にご説明していきましょう。
カテゴリーを設定する
ブログには、カテゴリーを設定する機能があります。(※アメブロでは、「テーマ」と言います。)このカテゴリーの設定が、「もったいない」という方が非常に多いです。
良く見るカテゴリーは、次のような言葉です。
- 日常
- 気になったこと
- お知らせ
この設定だと、なかなか価値が伝わらないのです。
カテゴリーで大切なのは、【あなたのノウハウの体系が分かること】です。このイメージに近いのは目次でしょうか。ブログのカテゴリーは、ご自身のノウハウの目次だと考えてみましょう。
逆に、このカテゴリーが書けないのは、ご自身の知識ノウハウの体系化が曖昧だとも言えます。先生の商品サービスは目に見えないため、体系化ができなければそもそも伝わりません。是非、この体系化によるカテゴリー設定を行ってください。
プロフィールを設定する
先生や先生業においては、自分自身が商品になります。自分自身を表現するには、プロフィールの設定がとても重要になります。プロフィールをブログに設定する箇所がありますので、設定しましょう。
大切なのは、共感されるようなプロフィールを掲載してあげることです。
【あなたのプロフィールは共感されますか?】
もしも、自慢型になっているのであれば、共感型のプロフィールに修正し、ブログに設定していただければと思います。
次への導線を設定する
ブログを読んで貰った読者は、とても濃い見込み客になります。しかし、「ブログを読んで終わり」だったら残念ながら仕事に繋がりません。ブログを読んだ人に、どのようなアクションをとって欲しいでしょうか?そのアクションを明確にして、起こして欲しいアクションを促す導線を準備してあげましょう。
- メルマガ登録して欲しい
- 問い合わせして欲しい
- 商品サービスを購入して欲しい
などなど、期待するアクションに繋げます。
次へのアクションの導線が複数あると、読者は迷うことがあります。そのため、何でもかんでも掲載しないことが大切です。これだけ注意して、アクションを促す導線を設定してあげて下さい。
ブログのコツ3:ブログの文章術
これまでお伝えしてきたことを、少しまとめてみましょう。
<ブログの書き方のコツ1>
→ブログのタイトルには選ばれる理由(ポジショニング)を反映する。
<ブログの書き方2>
→ブログを書く前の3つの設定をする。
- カテゴリー(テーマ)
- プロフィール
- 次への導線
それでは、最後に具体的な記事の内容に入っていきます。ブログの記事をどのように書いていけば良いか、そのポイントをお伝えしていきます。
興味の引くような言葉をタイトルにする
記事を投稿するためには
- 記事タイトル
- 記事の内容
が必要です。
特に、記事タイトルは非常に重要です。記事の内容が良くても、タイトルが良くなければ、読んでもらえない可能性があります。
ご自身のブログのタイトルは、
「今日、感じたこと」
「セミナー参加報告」
などになっていたりしていませんか?これでは、訴求力が無くブログを読んでもらえません。
そうではなく、『興味を引くような言葉』でなければ、読者は読んでくれません。つまり、一種の『キャッチコピー』だと考えてみると良いと思います。このように、ブログタイトルの興味づけを意識して作成していきます。
読者の目線になって記事の内容を考える
次に、記事の内容について考えていきましょう。
記事については、
- 書く内容
- 文章表現
が、ポイントです。
書く内容について、一番の基本は、【読者の知りたいことを書く】ことに尽きます。その前提として、読者の知りたいことをしっかり把握することが大切なのは言うまでもありませんね。もしも、読者の知りたいことが分からなければ、以下の方法で調べてみましょう。
- 読者(見込み客)に聞いてみる
- ネットで調べる
など、具体的な調査を行います。特に、見込み客に直接聞いてみる(アンケート)ことは非常に強力ですから、必ず実施していただきたいと思います。くれぐれも、ご自身の頭の中で「これが聞きたいはずだ!」と思い込まないよう、気をつけて下さい。
正しい文章をちゃんと書けていますか?
さて、書くべき内容が決まれば、次はそれを文章で表現していきましょう。
文章表現の技術については、
- 正しく (分かりやすく)
- 魅力的な (読みたくなるような)
文章を書くことが大切です。
『正しく』という観点であれば、これは日本語の技術を身につけることが必要です。
例えば、「象は鼻が長い」という文章は、正しいと思いますでしょうか?
答えは、誤りです。正しくは、「象の鼻は長い」となります。
このような細かい日本語のテクニックについては、参考となる本がたくさんありますので、ご自身に合った本を一読してみてはいかがでしょうか。
お勧めは、『日本語の作文技術』(本多勝一著)です。
文章を書くためには『真似』から始めよう
もしかすると、「本を読むなんて、少し難しそうだな…。」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?確かに、少し難しく感じる人もいるかもしれません。もし、「難しそう」と思ったのであれば、もう少し簡単な方法をお伝えします。
それは、「多くの文章を読んでみる」ということです。
「あなたは、お気に入りのブログがありますか?」
その文章を、たくさん読んでみて下さい。そして、書く際にはその人の『真似』をしてみるということです。
「あなたの真似したい人は、誰ですか?」
是非、上手な文章を真似してみるところから始めてみましょう。
最初から100%の記事を目指さない
そして、最後に一番大切なことをお伝えしておきます。
それは、【まずは1つでも書いてみること】です。
「え?それが一番大切なの?」
と思われた方もいらっしゃるかと思います。
実は、ブログを書いてみたい人が100人いたとしたら、実際に書いている人は10人もいません。つまり、書いてみるだけで上位10%に入ってしまうということになります。ブログ記事の文章については、いくら学んでも(インプットしても)、自分で書かなければ(アウトプットしなければ)、決して上手くなりません。
まずは、アウトプットしてみること。是非、この記事を読んだことをきっかけに、アウトプットしてみましょう。1日30分でも良いのです。1日だけでは僅かな違いかもしれませんが、時間の蓄積で大きな差になってきます。
まとめ
以上、ブログのタイトルと内容についてお伝えさせていただきました。先生の方々のブログの活用の仕方について、ご理解いただけましたでしょうか?
冒頭でもお伝えしましたが、ブログの活用の仕方はそれぞれ違うと思います。しかし、集客のツールとして活用するのであれば、最高のツールとなるでしょう。
是非とも、ご自身のブログに活用していただければと思います。
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