Last Updated on 更新日2018.7.3 by
組織作りを悩まれる経営者の方は、多いと思います。
いまよりも業績を回復したいと思っていても社員は思うようについてこない。
また、独立直後の方であれば、ライバルとやってることは似ているのに、なぜか選ばれないと悩んでいるのではないでしょうか。
- 組織作り
- 顧客に選ばれるために
この2つを心理学の観点から解決したいと思います。
組織づくりはゲームでできる
なぜ、人はゲームにあれほど熱中するのか考えたことがありますか。
この「ゲームへの熱中感」を仕事に活かすことができないかって。
もしこれができれば、仕事がより面白くなると感じるんです。
仕事がゲームのようになれば、
- 自分自身がワクワクする!
- スタッフ(従業員)も楽しんで仕事ができる!
- お客様も、リピートしてくれる!
といったことが起こってきます。
「ゲーミフィケーション」という言葉をご存知でしょうか。
ゲーミフィケーションをごくごく簡単に言うと、「遊びや競争など、人を熱中させるゲームの要素を、ユーザーとのコミュニケーションに応用していく取り組み」
ということです。
例えば、ポイントやレベル、バッチなどを導入して競わせたりするというものです。
何か良い行動をすると経験値が溜まり、一定の経験値がたまるとレベルアップしたりバッチが貰える、といった感じですね。
このゲーミフィケーションという考え方は、じわじわと導入が進んできています。
やっぱり、「楽しところに人は集まる」ものですから、ね。
で、
今日伝えたいのは、この考え方を、あなたの先生ビジネスにも適用できないか?ということなんです。
例えばセミナーや研修、コミュニティ運営といったことをやっている先生であれば、ポイント制や景品を導入したりすることは、考えられますよね。
他にも、組織改善のコンサルティングをやっていれば組織文化にゲームや表彰の要素を入れてみるといったこともありです。
アイデアは無限大、色々と考えられるのではないでしょうか。
ムードを作る
といっても、こうした「外発的な動機づけ」だけでは
中長期的には続きません。
もちろん、ビジョンや理念、志といったところで
共感してもらえることが大前提になってきます。
その上で、組織やお客様を盛り上げる工夫を凝らすこと。
【人はルールには従わないが、ムードには従う】
こういった楽しいムードを作ることも、リーダーたる先生には求められるのではないでしょうか。
あなたの仕事にゲーム的要素を入れてムード作りをすることができませんか?
チャレンジさえできれば、どんな小さなことでも、ムードが変わっていくように思います。
選ばれるためにきをつけること
顧客に選ばれるためになに大切なことをご存知でしょうか。
メラビアンの法則から選ばれる理由について考えてみましょう。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンによれば、人が他人を受け入れるまでには、
以下の4つの壁があるというものです。
第一の壁・・・見た目、服装、表情
第二の壁・・・姿勢、態度、しぐさ
第三の壁・・・話し方、声の抑揚・大きさ
第四の壁・・・話の内容
こうした壁を乗り越えて、初めてあなたの言うことを相手が聞いてくれるということです。
巷では、
「見た目/表情/しぐさ/視線等」の視覚情報が55% 、
「声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等」の聴覚情報が38%、
「言葉そのものの意味/話の内容等。」の言語情報が7%
大切なことは、まずはじめに、人は「見た目」で判断するということです。
さて、こうした点で、先生業のウェブにはどのような情報が必要でしょうか?賢明な人であれば、すぐに「写真」という答えが出てきたのではないかと思います。
※先生業とは士業・コンサルタント・コーチ・講師などのことです。
いくら素晴らしいことを伝えていてもそもそも先生業の”人”に興味を持ってもらえないと、話を受け入れてもらえません。先生業サービスは人に依存します。
そのため「実際にサービス提供する人がどういう人か」が、とても大切なんですよね。ということで、実際に写真を掲載している人は多いのですが、残念ながら、「勿体ない!」と思う写真があります。
- デジカメで撮ってピンボケしている写真
- 仏頂面の写真
- 明後日の方向を見ている写真
こうした写真では、場合によってはマイナスの影響を与えてしまうかもしれません。
以下で、先生業の写真の撮り方をお伝えさせていただきます。
ポイントは4つです。
第一に、ご自身で取られる時は、少なくとも、綺麗で写りの良い写真を掲載しましょう。
ピンボケなんて超NGです。「写真くらい・・・」という先生業の方は、是非とも考えを改めてください。
第二に、写真の基本は「笑顔」です。笑顔といっても、満面の笑みである必要はありません。
口角が少し上がっている程度が、親近感を与えつつ先生業としての理知性を感じられるのではないでしょうか。
第三に、大切なことは、写真での目線は、きちんとファインダーの方向に向けましょう。
目線というものは、人の視線を集めるパーツです。
その大切なパーツを、
ウェブを見ている閲覧者にきちんと向けることです。
第四に、全身写真ではなく、肩上写真にしましょう。全身写真だと、一番大切な顔が小さくなってしまい必要な訴求力が下がってしまいます。
以上、ウェブで必要な写真についてお伝えしました。もしご自身で写真を撮るのが難しければ、写真館に行って撮ってみてください。最近は安いですし、名刺やチラシなど様々なところに使えるのでとても重宝しますよ。