Last Updated on 更新日2018.7.3 by
あなたが先生として情報発信していく中で、特に活用してもらいたいのが、ブログです。
ブログを活用することで、
・60日で新規顧客が240%にアップした司法書士
・毎日ブログから問い合わせを受ける社労士
・ブログでイベント告知後、1日で満席になるコンサルタント
など、たくさんの集客を実現できています。
また、集客に限らず、
・ブログを見た出版社から出版オファーが来た
・テレビ出演依頼をブログで受けた
などなど、成果を挙げればキリがありません。
やはり、【先生ビジネスとブログは相性が良い】といくつもの事例から痛感しています。ブログを単なる日記ではなく、立派な「集客ツール」です。それでは、集客ツールの中でも、特に見込み客教育に使うためのツールで、先生業としての専門性を伝える役割になっています。あなたのブログは、しっかりと専門性を訴求できているでしょうか?
この記事の目次
先生業のブログにおける専門性の伝え方
先生業は、専門性を伝えることが重要で、その専門性を伝えるには、ある程度の文章量が必要になってきます。その文章量を伝えるには、ブログが最も適しています。例えばTwitterのように140文字までしか投稿できないようなツールでは、専門性を伝えきれません。※先生業とは士業・コンサルタント・コーチ・講師などのことです。
このように、ブログは、専門性を訴求するツールとして活用できます。
先生業のブログブログにおけるタイトルの決め方
そこで大切になるのは、ブログのタイトルです。どのようなブログを書くのか、そこで勝負が決まってきます。あなたの選ばれる理由(ポジショニング)を反映したブログタイトル。それを作ってください。
先日、あるコンサルタントの方がこんなタイトルのブログを書いていました。「東京の資金調達コンサルタントが伝える経営ノウハウ」というタイトル。さぁ、あなたは、このタイトルをどう思いますか?
一瞬、
・東京
・資金調達コンサル
・経営
というキーワードが入っているのでポジショニングができているように感じるかもしれません。しかし、残念ながら、このブログはほとんど読まれませんでした。なぜでしょう?
タイトルを決める際の落とし穴
例えば、上記の3つのキーワードでインターネットで検索してみてください。大手のコンサル会社やライバルがたくさんプレイヤーとして存在します。なので、ほとんど読まれませんでした。やはり、【ブログのタイトルには、自分のポジショニングを反映すること】が重要になってきます。
競争のある領域で戦うのではなく、自分が一番となれる領域を探しましょう。
・あなたの選ばれる理由は何ですか?
・その理由が、ブログタイトルに反映されていますか?
このあたりをチェックして、ブログを活用してみてください。ブログのタイトルが明確になったら、次は、具体的な記事内容に入っていきます。
先生業ブログにおける細かい設定
このタイトルが決まれば、次はブログの細かい設定を決めていきましょう。ブログの設定には色々とありますが、大切なのは、以下の3点です。
- カテゴリー(テーマ)
- プロフィール
- 次への導線
この3つをしっかりと設定することがポイントになります。
ブログのカテゴリー(テーマ)
ブログには、カテゴリーを設定する機能があります。※アメブロでは、「テーマ」と言います。このカテゴリーの設定が、勿体ない人をよく見かけます。
良く見るのが、例えば
・日常
・気になったこと
・お知らせ
といった感じの設定。この設定だと、価値が伝わりません。
カテゴリーで大切なのは、【あなたのノウハウの体系が分かること】です。
例えば、
===
◆先生業という仕事
|-先生業の現状
|-先生業の仕事特性
◆先生業の顧客獲得
|-顧客獲得コンセプト
|-独自性の構築
|-夢・理念
|-目標設定
|-ポジショニング
|-商品サービス
|-伝え方
|-話し方
|-キャッチコピー
|-コピーライティング
|-プロフィール
|-肩書き
・
===
こうしたカテゴリーを決めることで、あなたの知識ノウハウを体系化して見せられるんです。
イメージは、目次です。ブログのカテゴリーは、あなたのノウハウの目次だと考えてみましょう。逆に、このカテゴリーが書けないのは、あなたの知識ノウハウの体系化が曖昧だとも言えます。
目に見えない先生ビジネスなので、こうした体系化ができなければそもそも伝わりません。なので、是非、この体系化によるカテゴリー設定を行ってください。
先生業のプロフィール
先生ビジネスにおいては、先生自身が商品になります。それを表現するには、プロフィールが重要。このプロフィールを、ブログに設定する箇所がありますので、設定しましょう。
大切なのは、共感されるようなプロフィールを掲載してあげること。特に、先生業は偉そうになりがちですので、顧客の共感を生むような内容や書き方をしましょう。【あなたのプロフィールは共感されますか?】もしも、自慢型になっていたら、共感型のプロフィールに修正し、ブログに設定してあげて下さい。
次への導線
ブログを読んで貰った読者はあなたの濃い見込み客です。でも、「ブログを読んで終わり」だったら残念ながら、仕事に繋がりません。ブログを読んだ人に、あなたはどのようなアクションをとって欲しいでしょうか?そのアクションを明確にして、起こして欲しいアクションを促す導線を準備してあげましょう。
・メルマガ登録して欲しい
・問い合わせして欲しい
・商品サービスを購入して欲しい
などなど、期待するアクションに繋げること。この次へのアクションの導線が複数あると、読者は迷うことがあります。なので、何でもかんでも掲載しない。これだけ注意して、アクションを促す導線を設定してあげて下さい。
以上、ブログ設定のポイントを3つ説明しました。ここまでで、ブログの設定についてポイントをお伝えしてきました。ブログの設定が終わったら、次は、具体的な記事内容に入っていきます。
先生業ブログの運用
ブログの運用でのポイントは、
1.記事の投稿
2.読者増加の打ち手
の2つの観点から考えます。
今日は、特に、【記事投稿】ついて。記事を投稿するためには
・記事タイトル
・記事の内容
が必要ですよね。このうち、記事タイトルは非常に重要。いくら記事の内容が良くても、タイトルが良くなければ、ちゃんと読んで貰えません。
訴求力のあるタイトル
あなたのブログのタイトルは、「今日、感じたこと」「セミナー参加報告」のような、ふわっとした形になっていませんか?これでは、訴求力が無く、ブログを読んで貰えません。
つまり、”興味を引くような言葉”でなければ読んでくれないんです。つまり、一種の”キャッチコピー”だと考えてみるとGoodですよ。こういった形で、記事のブログタイトルを興味づけを意識して作成していきます。
ブログ記事の内容
次に、記事の内容について考えていきましょう。
記事については、
・書く内容
・文章表現
が、ポイントです。
書く内容について、一番の基本は、【読者の知りたいことを書く】
ことに尽きます。その前提として、読者の知りたいことをしっかり把握することが大切なのは言うまでもありません。もしも、読者の知りたいことが分からなければ、調べてみて下さい。
・読者(見込み客)に聞いてみる
・ネットで調べる
など、具体的な調査を行います。
特に、見込み客に直接聞いてみる(アンケートを実施するなど)は非常に強力ですから、必ず実施してみて下さい。くれぐれも、あなたの頭の中で「これが聞きたいはずだ」と思い込まないように気をつけて欲しいと思います。
先生業ブログにおいての文章表現
さて、こうして、書くべき内容が決まったとしたら、次は、それを文章で表現していきましょう。
文章表現の技術については、
・正しく (分かりやすく)
・魅力的な (読みたくなるような)
文章を書くことが大切です。正しく、という観点であれば、これは日本語の技術を身につけることが必要。
例えば、「象は鼻が長い」という文章は、正しいと思いますか?答えは、誤りです。正しくは、「象の鼻は長い」となります。こうした、細かい日本語のテクニックについては、様々な本があるので、一読してみましょう。
お勧めは、
『日本語の作文技術』(本多勝一著)です。もし、「難しそう」と思ったのであれば、もう少し簡単な方法をお伝えします。
それは、「多くの文章を読んでみる」ということ。
あなたの好きな人のブログ、ありますか?その文章を、たくさん読んでみること。そして、書く際には、その人の”真似”をしてみる、ということです。そして、最後に一番大切なことをお伝えしておきます。
それは、【まずは1つでも書いてみること】です。実は、ブログを書いてみたい人が100人いたとしたら、実際に書いている人は、10人もいません。つまり、書いてみるだけで、上位10%に入っているんです。
ブログ記事の文章については、いくら学んでも(インプットしても)、自分で書かなければ(アウトプットしなければ)、決して上手くなりません。まずは、アウトプットしてみること。是非、この記事を読んだことをきっかけにしてアウトプットしてみましょう。1日30分でも良いので、コツコツ書き溜めていってください。そうすることで、あなたのノウハウを外に出す習慣を作りましょう。
以上が先生業がブログを使う際に気を付けたいコツになります。この記事をきっかけにブログを始めてみてはいかがでしょうか。