ハロー効果
「この人仕事できるな。」
一目見ただけで、中身も能力もよく知らないのになぜだかそう思ったことありませんか?
一方で「仕事できないな」なんてこともあると思います。
こんな一瞬の判断に、なぜここまで相手を判断してしまうのでしょうか。
関係が長く続くのであれば、初めに抱いた印象も変化する機会がありますが、ビジネスの様な短い時間でのやり取りが多いような場所において、最初の印象がすべてを決めるといっても過言ではありません。
最初の印象が、その後の契約や関係性の構築へと繋がったりします。
そうであるならば、どうすれば相手にいい印象を与えることができるのか心理学を通して理解していきましょう。
これは「ハロー効果」というもので、外見や肩書などの一つの特徴から相手を判断してしまうというものです。
経験があると思いますが、年収が高いと知った途端にどことなく知性を感じたり、よく笑うからいい人だと思ったり、、、
ビジネスにおいてこの効果は強く働きます。
そのとき大切なことは、「相手にどんな印象を持ってもらいたいか。」ということです。
できるビジネスマンという印象を抱いてほしいのであれば、
スーツをビシッときめ、髪を整えて、爪を切り、靴を磨いてと細かい場所に気を使うことで、
相手は身なりが整ってる→仕事においても管理ができていてミスが無さそう。
と、連想ゲームのように相手の印象を作っていきます。
また、身なりだけでなく行動に対しても意識してみましょう。
行動とはハキハキ話す、姿勢、目を合わせるなどのことです。
行動に対しても相手は良くも悪くも印象を抱きます。
ずっと、意識して生活するのは疲れてしまいますが、ビジネスにおいては相手と接しているその瞬間だけで大丈夫なので、実際にできるビジネスマンではなくても構わないので、自分の中にできるビジネスマンをはっきりと描き、その人物になりきる演技をしてみてください。
相手はあなたの演技に騙されてできるビジネスマンだと思うはずです。
ここまで書くと、そんなに期待されても応えられないと思う人もいるかもしれません。
では、もう一つの心理学をご紹介します。
それはピグマリオン効果というもので、簡単にいうと人は期待されるとその期待に応えようと努力をして伸びるというものです。
つまり、相手ができるビジネスマンだと思ってくれたことで、自分自身もそうなろうと努力するということです。
成長したいのであれば、まず人を騙すことです。そうすることであなたには成功と成長の二つが同時に手に入ると思います。
コメントを残す