悩める女性をアロマセラピーの力で笑顔に ~茨木養生堂 そらん 直子スワンソンさん~

大阪府茨木市で、「日本で唯一の尿もれケア専門アロマサロン」を経営している志師塾卒業生の直子スワンソンさん。アロマセラピストとして、のべ5,000人以上に施術を行ってきました。40歳以上の日本人のうち実に4人に1人が症状をもつといわれる「尿もれ・頻尿」。その症状に悩む方を、ボディケアの力で再び笑顔にしたい、と情熱を燃やすスワンソンさんにお話をお伺いします。

悩む母を救いたい。その一心で「尿もれケア」サロンを開業

現在のお仕事の概要について、お伺いできますでしょうか。

女性の「過活動膀胱(尿もれ)」をケアするためのアロマセラピーサロンを経営しています。個人経営のサロンであり、お客様へ1対1での施術が可能です。このため、顧客満足度が高いことが特徴です。今お越しいただいているお客様の70%がリピーターですね。

なぜ、「尿もれケア」に特化されたのでしょうか。

母が過活動膀胱による尿もれの悩みを抱えており、その悩みを解消したいと考えたことがきっかけです。過活動膀胱にお悩みの方は、「いつお手洗いに行きたくなるか分からない」という不安を抱いています。
もともと母は非常に活発なタイプの女性で旅行やおしゃれが大好きだったのですが、この症状を持つようになって以来、出かける頻度がごく少なくなり家にいることが増えました。5分間、お手洗いに行くことを我慢することも難しく「家の外では、お手洗いの場所が分からないから不安」という理由で、温泉旅行に誘っても断られてしまうという状態でした。
そんな母の姿を見て「再び母の元気な姿が見たい。また新しい趣味にチャレンジできるようになってほしい」という思いで、母と同じお悩みをお持ちの方をケアしたいと考え、「尿もれケア」に特化したサロンを開業しました。

大阪でボディケア技術と出会い、4年間の修行を経て独立へ

アロマセラピストを目指されたきっかけは何でしょうか。

実は、最初からアロマセラピストを目指していたわけではなく、10代の頃はエステティシャンになりたいと考えていました。地元の静岡県ではエステティシャンの仕事が見つからず、18歳の時、母のつてを頼りに大阪府のサロンで働きながらエステティシャンとしての技術を学ぶことになりました。
この時に師事した先生が、たまたま整体の技術を持っている方でした。「四十肩で腕が上がらない」とやってくるお客様の悩みを整体の技術で解決し、喜ぶお客様の姿を目にしたことで、「美顔の技術を磨くよりも、体をケアする技術の方が自分には合っているかもしれないな」と考えるようになりました。
そこで、ボディケア、アロマセラピーの専門家を目指そうと方針転換したのです。

では、独立・開業された経緯について、お伺いできますでしょうか。

師事した先生の下で、4年間技術を学んだのち、1年ほど保険商品の営業職を経て、2005年に開業しました。
「自分の性格からして、誰かのもとで働くよりも、自分で経営する方が楽しいだろうな」と感じていたので、まずはやってみようという考えで独立しました。今考えると、恐ろしいことをしたものだなと思いますが、当時は何も知識がなかったからこそ、勢いで開業できたのかな、と感じます。

失敗を乗り越え、WEB集客に取り組む

独立開業されたのち、お仕事の中で出会った「壁」はありますか。

どなたも悩まれることだとは思うのですが、一番の壁は「集客」でしたね。開業当初、チラシを作ったり、ポスティングしたりと、一人で集客のための活動を行っていたのですが、1,000枚ポスティングしてやっと1人のお客様にお越しいただけるかどうか、という状態でした。
3か月間でお越しいただいたお客様が1人きり、という時期には、「このままではまずい」と強く感じました。志師塾に入塾したのも、集客の壁を乗り越えたいと考えたためです。

では、その壁をどのように乗り越えられたのか、お伺いできますでしょうか。

はい、販促活動にWEBサービスを活用しました。全国の美容やリラクゼーションサロン情報を掲載したWEBサイトにサロン情報を掲載し、初回にお越しになるお客様向けに割引を提供したのです。WEBサイトへの掲載以降、ぽんぽんと予約が頂けるようになりました。
また、知人の紹介で月1回、イベントに出店して施術する、ということも行いました。1年間勤めていた企業の繋がりで、生命保険会社の人材採用イベントなどに呼んでいただきました。このようなイベントは、非常に多くのお客様に出会うきっかけになりましたね。
現在は、新しい販売促進施策として、自店舗オリジナルのWEBサイトの制作や、Youtube動画の制作に取り組んでいます。

動画を使ってのプロモーションとは、先進的ですね。

まずはやってみようと、制作をスタートしたばかりです。尿もれに有効な体操の動画などをアップロードしようと考えています。一般に、「尿もれにボディケアやアロマが有効」ということはまだあまり知られていませんので、「尿もれケア」の認知度を上げるための取り組みとして、動画を撮り始めました。美意識や健康意識の高い方に、こちらのサロンの情報を届けることができればいいな、と考えています。

1人の人間としてお客様に向き合う

現在、力を注いで取り組まれていることはありますでしょうか。

そうですね。今までは、ずっと1人でサロンの経営を行ってきたのですけれども、経営者1人でできることにも限りがありますので、スタッフを増やして、多店舗展開を行いたいと考えています。これにより、尿もれや頻尿を「心地よい癒し」で改善できることを、より多くの女性に知っていただきたいのです。
そのためには、私が失敗を重ねてきたということもあるのですが、スタッフ育成のためにマニュアルを整備したいと考えています。形のない技術を、言葉にすることが必要だなと。
セラピストの多くは、お客様の満足よりも、自分の技術や興味のあることを優先してしまうことが多いのです。「私の技術は他社よりも断然良いのよ」という売り方をするセラピストですね。それでは自己満足になってしまいます。実は、私も近年まではそのような考え方を持っていました。
でも、お客様がセラピストに求めていることは、技術だけではありません。特に女性のお客様は「自分の話を聞いてほしい」「共感してほしい」という思いを持っています。1人の人間としてお客様に向き合うことが大切なのです。女性を笑顔にできる、「来てよかった」と言ってもらえる、そんなセラピストになることが理想ですね。

3年後、5年後に目指す姿、ビジョンをお伺いできますでしょうか。

3年後には、スタッフを育成し、東京に出店したいですね。サロンの「売り」が特化すれば特化するほど希少価値が高まり、遠方のお客様からのご要望や引き合いをいただくことが多くなってきます。そこで、現在のようにビルの一角に出店するのではなく、移動型の店舗を出したいと考えています。高級キャンピングカーのようなイメージです。
また、スタッフ共々、鍼灸師資格の取得を進めたいと考えています。私自身を含め、全員が鍼灸治療を行える技能を身に着けていたいですね。より多角的に東洋医学を修め、お客様を幅広い視点で治療できるようになりたいと考えています。「茨木養生堂 そらん」というサロン名にも「養生」という東洋医学のキーワードを冠している通り、現在提供しているセラピーも東洋医学をベースにしています。
5年後には、歯科医院とのコラボレーションを行いたいな、という夢を持っています。歯というのは、健康と深く結びついています。顎関節症の方や、強い肩こりの方など、鍼灸治療と歯科治療の組み合わせによって、解決できるお悩みの幅がさらに広くなると考えています。
実は、2020年から鍼灸あんまマッサージ師の国家資格取得のため、専門学校に進学する予定です。受験に向けて、毎日朝4時に起床し、4時間勉強しています。将来的には、アロマセラピーや鍼灸治療など「代替医療」と呼ばれる治療技術のエビデンスを出して、国際的な医学論文として発表したいですね。この夢も、書いておいてくださいね。5年後、私が読んだときに「ちゃんと達成したな」と振り返ることができるようになっていたいですから。
  
文:狩野詔子(中小企業診断士、かのさん中小企業診断士事務所)/編集:志師塾「先生ビジネス百科」編集部

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