【成功事例インタビュー】人生が変わる瞬間に立ち会える喜びを糧に~佐々木 啓治~

Last Updated on 更新日2018.12.27 by 五十嵐和也

今回お話をお伺いしたのは、志師塾のパートナー講師であり、中小企業を年商10億円へと導く経営コンサルタントを主軸としたWITH株式会社の代表取締役としてもご活躍の佐々木啓治(ささきけいじ)さんです。

学生時代から独立願望を持ち、有言実行を目指して突き進んできた佐々木さん。
インタビューを通じて、これまでの経験や志師塾を通じてのご自身の変化と成長、そして講師に対する想いを伺うことができました。

会社員から独立に至るまで

- 佐々木さんの現在のお仕事についてお教えください。

現在はWITH株式会社の代表取締役として、中小企業向けに年商10億円越えを実現するための経営コンサルタントをしています。
会社員時代に人事コンサルティング会社で様々な企業のコンサルティングをしていましたので、その経験をより多くの企業へ生かしたいと思い、独立してからはもうすぐ10年になります。

実は年商6〜7億で停滞したまま伸び悩んでいる企業は結構多いのですが、そういった企業の経営者に対し、採用教育評価と言われる人事全般部分の見直しや改善をメインとしています。

具体的にお話しすると、一般的な企業は、ビジョン・戦略・戦術といった経営方針を経営者が決めて期の始めに発表し、トップダウン形式に進めていくことが多く、特に年商10億円未満の企業は、組織として採用・教育・評価の仕組みが整っていないところが多いのが実態です。そこで、私のコンサルでは中期的なビジョンを全社で共有しながら考えていきます。そうすることで一人一人が自分の役割を理解しながら進めることができ、採用・教育・評価の部分を仕組み化することで戦略戦術を実行できる組織に変化することができます。

これまで130社の経営コンサルタントに携わらせていただき、「以前より社員が積極的に経営に参加してくれるようになった」「次は30億だ」というような嬉しいお声もいただいております。会社がさらに次のステージを目指せるような喜びと可能性を広げるため、日々邁進しています。

- 素晴らしい実績をお持ちですが、大変だった経験はありますか?

もちろんありますよ。
私は小学生から大学までずっとバスケットをしてきたバスケバカでしたので、最初はバスケで食べていけたらな〜と思っていましたが、当時はバスケで食べていく環境も少なく、プロになれる程の実力もなかったので、大学3年生の頃に周りと同じように就活を始めました。

就活を始めた頃は、将来は独立したいなと漠然とは考えていましたので、今思えば甘い考えですが、リクナビやマイナビの求人広告で「3年で独り立ちできる力がつく」というキャッチコピーに反応して、その企業の採用試験を受けると合格。それが元リクルートのトップセールスマンが代表を務める人事コンサルティングの会社でした。

結論から言うと3年で独立はできましたが、その3年間は本当に濃く、大変なこともたくさんありましたね。
入社当時は意気揚々と3年後は独立だ!と思って仕事に取り組みますが、大卒の1年目から結果が出るわけもありません。クライアントからは成果が出ないと怒られ、クレームもたくさん受けました。それらのクレームに対しては社長が収めに行きますので、会社に戻ってからは社長に詰められるという辛い日々で、1年半くらいはかなり鍛えられました。

その後は少しずつ結果が出るようになり、3年目で社内でトップの成績が出せるようになりました。

- 社内でトップになれたターニングポイントを教えてください。

3年で独立する!と啖呵を切って入社したプライドもありましたから、このままではマズイという悔しさをバネに、成果が出ているクライアントと成果が出なかったクライアントを徹底的に研究。私が担当していたクライアントはもちろんですが、他の担当者のクライアントも全て研究しましたね。ある程度コンサルティングの流れが決まっている中で、どの段階の時にどのクライアントが反応して変化していくかを徹底的に分析することで、課題や問題点、成功する雰囲気に共通点や法則性が見えてきました。

その分析結果を元に、基本のコンサルティングに自分独自の流れで足したり引いたりをしながら試行錯誤していくことで、徐々にクライアントの成果が出るようになり、3年目にはトップコンサルトになることができました。更には、私のやり方が会社でも認められ、最終的には社内の見本としてスタンダードなやり方になったんです。

当時の私としては、叱られるのはもちろん嫌でしたが、クライアントの成果が上がらないことが何より1番辛かったので、この時は本当に喜びと達成感がありましたね。これを機に社長とも合意の元、独立へと動き出しました。

- 独立後は順調でしたか?

それがいきなり大きな壁にぶつかりました。
会社員時代に社内でトップコンサルタントになり、3年で会社を辞めて独立するという目標も達成。自分の腕にはかなり自信もありましたし、鼻も高くなっている状態での独立でしたので一人でも全然いけると意気込んでいました。しかし、まずはクライアントを獲得しなくては!ということで、ホームページやSEO対策、ネット広告など、Webに年間120万円を投資するも、顧客獲得どころか問い合わせすら0件。なんとも悲惨な結果でしたね。

また、私自身のWeb知識がなかったこともあり、クライアントが獲得できないのにSEO対策等の月額費用は払い続けていたのも問題でした。それでも食べていかなくてはならないので、知人の紹介や小さなセミナーを開催しながら、何とか細々と食いつないでいく日々。まさにこんなはずじゃなかったというパターンです。

しかし、結婚をして子供が生まれたのを機に大きく気持ちは変化しました。
このまま細々とやっていては家族を守れないと思い、おざなりになっていたWebからの集客を見直すことに決めます。やはり事業拡大にWebからの集客は必須だと思いました。

そこでいよいよ志師塾と出会うことになります。

志師塾との関わりについて

-佐々木さんが志師塾に入塾を決めた理由を教えてください 。

実はよく驚かれるのですが、当時FacebookなどのSNSは全くやっておらず、情報はとにかく自分でWeb検索して得ていました。志師塾を見つけたのも、Google検索で「コンサルタント 集客」と入れて検索をしたのがきっかけです。そこでWeb集客セミナーを開催しているのを知り、早速参加しました。

セミナーの内容は、第一部と二部に分かれていましたが、私は第一部の中盤あたりで既に「これは本講座を受講しよう!」と決めていましたね。志師塾のノウハウは私には無かった発想法があり、コンサルタントをしている私としては、仕組みがしっかりと体系化されいてたのでこれは間違いなく結果が出るだろうという安心感と確信が持てました。

また、講師をしていた高杉さんの熱意と講師力のレベルの高さにも驚き、志師塾はレベルの高い塾だと実感できましたね。私はここまでコンサルタントや先生業に特化した塾を他で見つけることはできませんでした。

-受講して学んだことや志師塾の魅力を教えてください。

Web集客講座は、3時間×6回コースという内容で3ヶ月間の講座になります。Web集客と言っても、最終目的は顧客をどう獲得するかということに特化しているので、実際の内容はWebが6割・リアルが4割というノウハウ構成になっています。

その中で私が一番学びになったことは、意外にもWebの知識よりもリアルの部分でした。本講座の前半では、多くのコンサルタントがいる競争状態の中で、自分の強みは何なのか、どれだけ他者との差別化を図り無競争状態を作り上げるのか、というビジネスの基礎固めとなる部分を徹底的に追求します。実はこれが1番重要であり、逆に言えばここで躓くと何をやっても無駄だと言っても過言ではありません。私が独立した頃にWebに時間とお金を使っても成功しなかったのは、この部分ができていなかったからだと痛感しましたね。今思えば、当時はよく見かけるような人事コンサルティングの打ち出し方をしていたなと思います。

また、受講中の3ヶ月間は講師の個別コンサルティングが無制限に受けられます。これは大きな魅力の1つだと思いますね。私も講座と講座の間に必ず1回は講師の個別コンサルもしてもらっていましたので、自分のビジネスに対して受講している内容をどうカスタマイズするのがベストなのか細かく擦り合わせていくことで、コンセプト作りから戦略まで顧客を獲得する動線を落とし込みすることができました。

そして、SNSに対する意識も変わりましたね。受講前はSNSで個人をアピールすることに抵抗がありましたが、本格的に集客するのであればSNSは必須であり、ビジネスツールとしてはとても重要なものなので、今ではしっかりと活用しています。

-受講後に成果は出ましたか?

私の場合は、第1講を受けてからすぐに成果が出ました。自分でも驚きましたね。
先程もお話した基礎固めの部分を早速活用してみると、あらゆる場面で自己紹介や名刺交換をしていただけで、いきなり2件50万円の単発研修が決まりました。この時点で、Web集客講座の受講料はペイです(笑)。コンセプトと伝え方を変えるだけで、こんなにもすぐ成果に繋がるものかと驚き、嬉しい反面これまでいかに自分の価値を伝えられていなかったかを反省しました。

また、Web集客講座終了後にはセミナーを開催。
ここでは、私がこれまで受注してきたコンサルタント契約よりも単価5倍の契約が決まりました。その後も順調に仕事を進めることができ、今に至りますので、受講料以上の一生モノの価値を得られた気持ちです。

-共に学んだ同期の仲間たちはいかがでしたか?

まず、戦友がいることの有り難みをとても感じました。これまで一人でやってきた私としては、なかなか周りに同じ状況の人はおらず、相談するのも難しかったため、とにかく自分との戦いでした。それが志師塾では、様々な業種の同期から客観的な意見がもらえたり、課題に対してみんなでフィードバックし合うことで切磋琢磨しながら相乗効果が生まれる環境でしたので、毎回講座に行くのが楽しみでしたね。

そして仲間たちにもしっかり成果が上がりました。コンセプトをしっかり固めただけでWebから受注が決まった人もいますし、自己紹介をしただけでその場で契約が取れた人、1番印象的だったのは交流会で自己紹介をしたらその場にいるほどんどの方の契約が決まり、700万円受注という成果を上げた仲間もいました。

ここでやはり強く感じたのは志師塾のノウハウ力ですね。どんな業種の人にも成果が上がる仕組みであることは間違いないと確信しました。

人生が変わる瞬間に立ち会いたい

- 佐々木さんが講師をはじめたきっかけを教えてください。

私自身が志師塾の講座を受講して良かったことは、成果が上がったのはもちろんですが、同期と共にチームとして一緒にやっていく環境がとても楽しく、同じ志を持つ仲間の存在の大きさを実感できたことです。昔のバスケット時代を思い出しましたね。仲間たちがどんどん成果を上げて人生が変わっていく姿を見ていたら、もっと多くの人の人生が変わる瞬間に立ち会いたい!という想いが強くなり、講師になろうと決めました。

これまでは経営コンサルタントとして会社が変わる瞬間には立ち会ってきましたが、なかなか社員全員と関わり、喜びを分かち合うのは難しくもありました。バスケットで例えるなら監督ですね。ですので、志師塾の講師としては今度はチームとの距離がもっと近いキャプテンのような気持ちで、個人個人としっかり向き合い、多くの人の人生を変えることをミッションに掲げて活動しています。

- 佐々木さんの講師としての強みと講師にかける想いを教えてください。

私の強みとしては、これまでBtoBで130社の人事コンサルをしてきましたので、常に人と接してきた経験年数が長いことです。様々な業界の企業経営に携わり、時には新規事業の立ち上げも行ってきましたので、志師塾に来る様々な業種の方にもビジネスモデルを作る上で必ずお役に立てると思っています。

また、入ってきてくれる仲間に対しては、人生が変わったと思えるくらいの成果を必ず出し、全力でサポートします!
この気持ちは常に忘れずに持ち続けていますね。個別コンサルもどんどんWelcomeです。

独立している人や独立を目指している人は、何か強い想いを持っていたり、周りと自分は違うと思って独立の道を選んでいるはずですので、どうしたら更に事業を拡大できるのかという部分も自分の行動でしか変えられないわけです。ですので、「自分が変わらないといけない」という想いを強く持っている人にはぜひ志師塾に来てほしいですね。また、ある程度ビジネスをやって来た人は自分が変わることの大切さを忘れてしまっていることも多いので、現状維持から脱出したいと考えている方にもおすすめしたいです。

私自身、もし志師塾に出会っていなかったら、細々とではやりきれなくなりサラリーマンに戻っていたかもしれません。そう考えると、本当に志師塾に救われましたし、人生のターニングポイントだったなと思います。私が志師塾を通じて人生を変えられたように、今度は私が一人でも多くの人の人生を変えるお手伝いをしていきます。

- 佐々木さん本日はありがとうございました。

- 取材を終えて

今回、佐々木さんのお話を伺う中で1番印象的だったのは、仲間のエピソードを語る時の嬉しそうな表情です。当時Web集客講座に通っていた時期も多くの課題に追われる中、他の同期の課題に対しても必ずフィードバックをしていたそうです。ご自身の成果だけでなく、仲間の成功も応援できる佐々木さんの姿を見ると、講師という仕事はまさに天職なんだろうとなと感じました。

同じ志を持った仲間に出会えた時、人は更なる力を発揮できる!ということを強く感じるインタビューでした。

経営者や事業主の方の多くは、どうしても孤独になりがちです。少しでも変わりたいと思っている方、現状を変えたいけれど相談できる人もいない、そんな方は佐々木さんに会ってみることで大きな1歩が踏み出せるかもしれません。

これからも佐々木さんをきっかけに多くの成功の輪が広がる様子が目に浮かびます。

文:高杉 千絵  /    編集:「先生ビジネス百科」編集部

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