【講師インタビュー】制限があるからこそ、伸びることができる~福島美穂~

今回のインタビューは、志師塾卒業生の福島美穂(ふくしまみほ)さんです。
中小企業診断士の福島美穂さんはご自分で創業した株式会社マイクリエイトの代表として女性起業家支援や企業の女性集客支援を行う一方で、現在は志師塾の講師としても活躍されています。志師塾との出会いと学び、卒業後は講師としての志師塾との関わりについて、お話をお伺いしました。

志師塾との関わりについて

―福島さんの現在のお仕事について、お教えください。

2013年に中小企業診断士の資格を取得して、2014年4月に独立しました。

一般のお客様向けには、女性起業家の支援を行っています。法人のお客様、例えばクリニックやアパレルメーカーといった会社様には、新商品や新サービスをどうやって女性に浸透させていくのかといった、女性集客の支援を行うとともに、最近ではそのご縁で、その会社における女性社員の活用推進の支援を行う事が増えてきています。
2015年には法人化して、株式会社マイクリエイトを設立しました。

―福島さんはどのようなきっかけで志師塾に通われるようになったのでしょうか?

2013年当時は、コンサルティング会社に勤務していたので、中小企業診断士の資格取得から半年程度は本業とのWワークで、診断士活動をしていました。
ただ、会社と違って、後ろ盾のない個人では、仕事を取るのはなかなか難しいです。

たとえばWEBメディアを活用して、顔や名前を出すこともできなかったため、なかなか思うような成果を出せていませんでした。

Wワークでの診断士活動に行き詰まりを感じている中、2013年9月頃、中小企業診断士の先輩が志師塾の講座を受けているのを知りました。
そういうのがあるんだ、と興味を持ちましたので、たまたまその時期に行われたフロントセミナーに行ったのが最初でしたね。

―他にも士業向けの講師塾や、新人診断士向けのプロコン塾等があると思うのですが、その中で志師塾を選んだのはなぜでしょうか?

代表の五十嵐さんが私と同じ中小企業診断士だったのが大きいですね。私自身は中小企業診断士として、成果を上げられない一方で、五十嵐さんは志師塾を主催する等、同じ中小企業診断士として、大きな成果を上げていらっしゃいました。
中小企業診断士という資格は、他の士業と違って独占業務がありません。どんな仕事をやっているのか、中小企業診断士ごとに違うと言ってよいかもしれません。
そうなると、どんなことをやっているのか、他の人にはわかりにくいと思うんですね。

そんな環境にも関わらず、五十嵐さんは志師塾の塾長として大きな成果を上げている。目の前にお手本となる人がいて、私自身は勇気づけられました。
講師になるために志師塾に入塾するというより、五十嵐さんの考え方を学ぶために、私に足りていない、何かを得るために2013年10月に入塾しました。

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―志師塾の学びは、成果がありましたか?

まず、2013年10月から12月の3ヶ月間で、6回の講座を受講しました。講座では、WEB集客を中心に顧客獲得の方法などを学びました。
個人で独立してやっていくときの考え方や、具体的な進め方等、当時を振り返ると私にとっては、必要不可欠な講座だったと思います。
成果としては、講座受講中に起業家の方に依頼されて、事業計画書の作成支援や補助金申請支援の仕事を30件以上獲得することができました。

そこから顧問的な立場になって、今もサポートさせていただくお付き合いが続いています。サポートすることでお客様の業績も伸び、セミナーの講座を募集して3日で満席になりましたとか、月商が6倍に伸びました、と言った話をいただいています。
志師塾には様々な人が集まりますので、そこが新たなビジネスのきっかけになる事がありました。

また、私は情報発信のため、ブログを運営しています。ブログの設計などは志師塾での教えを活かして取り組んでいます。
2014年頃から始めて、その頃は1000人程の読者がいました。それから4年間で、読者は4000人になっています。
これは志師塾で教えてもらったことを、愚直に実践した成果の一つだと思っています。私はそれほど器用ではないので、コツコツやることしかできないんです。メルマガもやった方が良いと志師塾でいわれれば、コツコツ発信していきました。
志師塾で教わったことをちゃんと実践する力があれば、成果は出ると思います。
私自身の場合、2014年4月に独立開業する事を決めていました。そのため、本業のコンサルティング会社を、3月で辞める準備をしていました。
ところが2月になって、実の父親が事故で倒れて、介護状態になりました。

既に結婚していましたので、実の父と同居はしていなかったのですけど、介護の手助けが必要になりました。本業の退職準備と独立開業の準備で手一杯の時に、家族の介護・ケアという大きな問題が降ってきた状態です。本業も独立準備も介護もやらなくてはならない状況になり、独立の準備に多くの時間を割けなくなってしまいました。頼れるのは志師塾で学んだことだけでした。

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―本業と独立準備、ご家族の事、一つ一つとっても大きなことですが、一度にやるとなるととても負担が大きかったと思います。

大きかったです。でも、独立すると決めて動いていましたし、今更後に引けるような状況でもなかったです。私は家族を大事にしたかったので、実家に通いながら、父の介護をしていました。この時が一番大変でしたね。
もう前に進むしかなくって、独立のためのよりどころは、志師塾の学びを自分の物にすることだけしかない状況でした。志師塾の講座そのものはたった3ヶ月でしたので、その中で全てを完璧にやるのはとても難しいです。私の場合は、何度も何度もテキストや動画を見直して、復習しました。
そして、志師塾は基本的に先生業を目指す人がターゲットで、私がやりたいのは女性起業家の支援でした。全く同じではありません。ですから、女性向けにはどうやって取り組んだら良いのか、トライアンドエラーをするわけです。それによって女性向け支援の独自のノウハウが蓄積されていったわけですが、そのトライアンドエラーをするのも、最初のトライがなければなにもできません。
良かったことは、志師塾で学んだことによって、どのようにトライをしたらよいかが分かったことです。これは、本当に大きかったと思います。

―先生業を目指す人だけが、志師塾を受ければ良いというわけではないんですね。他の仕事を目指す方でも学びを得られるということですね。

制約のある人にあきらめて欲しくないという思い

―独立後に、志師塾の講師になりましたが、なぜでしょうか?

ひとつめは、自分の講師としてのスキルアップのためですね。講師をやってみませんか、と塾長の五十嵐さんにお誘いいただいたというのがあります。ですが、当時から私自身は女性起業家の支援のため起業塾を開催していました。ですので、お誘いいただいた当初は、自身の起業塾の事もあり、手が回らないなと思っていました。でも色々お話をしているうちに、講師をさせていただくことによる様々な可能性を認識して、受けることにしました。
自分の持つノウハウを、講座を通じて受講生に伝えることで、自分のスキルのブラッシュアップになると感じたからです。また志師塾の講師同士で塾のサービスについてディスカッションする事も多く、これらを通じて、受講生に対してよりよいサービスを提供できるようになると感じたからです。

ふたつめは、情報格差のある人に対してサポートしたいという思いです。

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―情報格差とは、どの様なことでしょうか?

志師塾の講座も多様化していまして、現在はオンラインでの受講も可能になりました。オンライン講座を開設したことで、東京と名古屋と大阪といった従来の志師塾の拠点に通える人だけが講座に参加できていたという状況から、遠くて通えない人、育児や介護で家から出られない人も参加できるようになりました。
従来の講座とオンラインの講座の講師を担当して、そこで感じたのは、住んでいる地域や自分の環境によって得られる情報量の差、つまり『情報格差』ができてしまうことでした。オンラインの講座であれば距離や時間の制約は緩和されます。
育児や介護といった家庭の事情は、大きな制約になりがちです。だからといって、「育児や介護があるから学べない」「やりたいと思うことがやれない」ということではなくて、そういう人でも学べる環境を提供したいと思っています。
私自身、Wワークや介護という制限が大きい中で活動をしてきました。

受講生の皆さんも、それぞれ家庭をもっていたり、育児や介護をしていたりという事情を抱えていたりします。それでも自分のやりたいこととか、独立したい、こうしたいと思いをあきらめる事はないのです。

こういうやり方もありますよ、とか上手に周囲を味方につけて、自分ひとりで頑張らなくても成果を出すことができますよ、と伝えていきたいのを強く感じています。

―やはりそれは、福島さん自身の体験が生きていますか?

それもあると思います。私自身、とても制約の多い環境で仕事してきました。中小企業診断士の資格取得直後はWワークで仕事をしていたため、名前も顔も出せません。士業で名前も顔も出せないのは、信頼が得られにくいため、なかなか厳しいです。
それから独立して頑張ろうと思ったら、家族が介護状態になってしまいました。現在は、幼い子供の育児もしています。仕事だけにフル稼働できない事がずっと続いていますし、これからも続きますが、フル稼働できなくてもちゃんと成果を出すことはできるのです。
起業しようと考えている人に、それを伝えていきたいです。
女性起業家の支援を私の本業としてずっとやっていますけど、やはり皆さん色々な状況があって、起業だけに集中できる人ってまずいません。だいたい家庭を持っていたり、育児や介護をしていたりしていることが多いです。それでも独立したいとか起業したいという思いをあきらめる必要はないと思うんですね。
ただ、壁にぶつかるような状況になったときに「もう私は、育児や介護があるからしょうがない」という感じで、あきらめちゃう人も多いと思うんです。
でも、やり方は色々あると伝えたいです。私自身、独立開業してからずっと、起業した仕事だけっていう瞬間はありませんでした。
それだけに集中できる環境にできなくても、こういうやり方もあるし、たとえば仕組み化をすることで事業を軌道に乗せることができる、といったノウハウを伝えることができます。そのために上手に周囲を味方につけて、自分ひとりだけで頑張らなくても、ちゃんと成果を出せますよ、と言うのを伝えていきたいと考えています。

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―福島さん、本日はありがとうございました。

取材を終えて

仕事には条件や制限がつきもので、無制限・自由に物事が進められるわけではありません。福島さんはご自分の独立準備、ご家族の介護という、人生において重要なできごとが一度にやってきました。
前に進むしかない、後にはひけない状況を乗り越えて気がついたのは、ご自分と同じような、育児や介護といった環境に置かれた方がたくさんいるということです。
たとえ重要な事だとしても、それ理由にやりたいことをあきらめて欲しくない。
制限のある中でも学ぶ事はできます。そしてやりたいことをかなえて欲しいと考えていらっしゃいました。それがご自身の本業での女性起業家の支援、志師塾での講師として、受講生を育てる原動力になっていると感じました。

文:竹内 大悟(中小企業診断士)/ 編集:志師塾「ビジネス百科」編集部

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