【人事担当者必見!】誰もが相談出来る社員カウンセリング ~浅賀 桃子~

Last Updated on 更新日2018.1.19 by

「職離れ」ってなぜ起こると思いますか?

仕事のストレス、対人関係、予期せぬトラブルに見舞われる…様々な要因があると思います。働いてて、「ああ、もう辞めよう。」と思った時に、誰かが近くで相談にのっていてくれていたら、辞めずに済んだのかもしれません。

そこで今回は、メンタルヘルスやカウンセリングに注力されている浅賀桃子さんより、カウンセリングサービスについてのお話を伺いました。また日本で大人気のあのキャラクターがまさかの登場です。

現在は、どのようなサービスを行っているのですか?

当社は、メンタルヘルス・カウンセリングとシステム開発の二つの事業を柱にしています。

システム開発部門は、主にアメリカ生まれのオープンソース・ソフトウェアを使用して、ECサイトのシステム開発や、日本のマーケットに合わせた独自のカスタマイズなどを行っています。

メンタルヘルス・カウンセリング部門は、私が代表カウンセラーとして、力を入れて取り組んでいます。

IT業界をはじめ、離職率の高さが指摘されることが多いです。せっかく人材が入ってきても、すぐに辞めてしまうのは、人間関係や環境による悩みが大きいです。

そういった悩みを解決する為に、CQ(Communication Quotient:コミュニケーション指数)などの指標と合わせ、私が20年来研究している大好きな漫画「スヌーピー」を活用する、日本唯一のサービスを行っています。

また、人事労務サービスも行っていて、EAP(Employee Assistance Program:従業員支援プログラム)を軸にしたカウンセリングなどを通して、人事制度を構築するお手伝いをしています。

個人だけで解決できること、できないことがありますので、会社全体に働きかけるサポートも増加してきています。

カウンセリングとシステム開発。私自身がIT業界に長くいた経験を活かし、この異色の事業間の相乗効果を生み出しています。

浅賀さんが自信を持っているサービスの特長は何ですか?

自信を持っているサービスは、スヌーピーを活用したカウンセリングです。

このサービスを提供している方は、間違いなく他にいないと思います。

2015年12月には、NHKのスヌーピー特集でも紹介していただきました。

これまでの、20年あまりのスヌーピー研究歴を活かし、スヌーピーを活用した独自の心理学を考案し、セミナーを行ったり、普段のカウンセリングに取り入れたりしたサービスになっています。

たとえば、普段のカウンセリングの中で使っている、CQをもとにした個性分析という診断ツールがあるのですが、診断結果をお伝えするときに、どうしても堅苦しい感じになってしまいがちでした。

そのツールと合わせて、スヌーピーを活用することで、カウンセリングに関する専門的な知識がない方々にも分かりやすく、身近に感じてもらいやすくなります。また、スヌーピーの漫画に出てくるキャラクターを客観的にみることで、自分でも気づいていなかった悩みに気づくきっかけになります。

それから、よくある一般的な指標を診断するものは、どの指標が低いからダメとか、どの指標が高いからいいなどと言われると思います。

しかし、私が使っているCQはその指標が平均より高いか低いかはもちろん出ますが、
それよりも、CQによって個性を知ることでその後のカウンセリングに繋げている点も他の会社とは違います。
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なぜ、そのサービスを始めようと思ったのですか?

元々心理カウンセラーを目指していたわけではなく、大学時代は図書館情報学を学んでいて、図書館司書を目指していました。

でも、時代の流れもあり、募集もなかったんです。そこで拾ってくれたのが、医療法人でした。正社員として入社したのですが、同僚には年上のパートさんが多かったんです。その中で私はパートさんよりも、社歴が短くスキルも劣っていたのに、正社員ということで、待遇はパートの方よりも高かったんですよ。

そういったジレンマもあり周りとうまく打ち解けられない経験がありました。そこで人間関係や人との対話などに興味を持ったのがきっかけで、働きながらカウンセリングの勉強を始め、資格を取り、その後IT業界の人事に転職。

東証一部上場会社のITコンサル会社の人事部にいた時に、毎週のように退職者や社員からの相談がきていたんですよ。そこで、何でこうなるんだろうと思い考えた結果、カウンセリングの必要性を強く感じたことが、カウンセリング事業をたちあげようと思うきっかけになりました。

なぜ、独立・開業しようと思ったのですか?

先ほどのカウンセリングのサービスのきっかけとほとんど同じなんですが、大きく2つありますね。

一つは、ITコンサル会社時代に退職の相談を多く受けていく中で、人に悩みをぶつけることができなくて、爆発してしまった例を多くみてきたことです。色々な要因が絡み合って、ストレスを感じるのは当然なことだと思います。

でもそれが爆発する前に、兆候を見つけられるのはカウンセラーだと思うんですね。例えば、みなさん風邪をひいたらお医者さんに行くじゃないですか。でも、心が疲れてカウンセリングに行くことって、日本ではあんまり無いように思います。

アメリカではカウンセラーに相談するのが一般的なんですよ。だからこそ、カウンセリングの文化を、日本で広めたいという想いが強くなりました。もう1つは、会社の人事部だと、どうしてもやりづらかったのが大きかったです。

相談者の方が、相談しづらかったんですよね。

人事部だと査定に響くんじゃないかとか、周りの目を気にして行きづらいので、もっと客観的に第三者としてやるほうが、本音をより聞きやすく、サポートできると思いました。

今後の会社の目標は何ですか?

カウンセラーをもっと身近に感じる文化を広めることです。日本では、悩んだときに、誰かに相談することが「弱い」などと思われがちで、誰にも相談できないまま、ひとりで悩み続ける方も少なくありませんが、どうしようもなくなってしまう前にカウンセリングを受けるという選択肢が、当たり前に持てるような、世の中にしたいと思っています。

その中で一つ考えているのは、5年後ぐらいには、スヌーピーのカウンセリングカフェを開きたいと思っています。「ここに行けば、気軽に相談できる」と思ってもらえるような場所を開きたいです。カフェのような場所であれば気軽に入れて、お茶を飲みながらスヌーピーの漫画などで癒されたり気づきを得たり。

ちょっとしたことでも、軽く相談したり愚痴を言ったりという場を作り、なおかつ、専門のカウンセラーがいることによって、ちょっとした話の中から兆候に気づける可能性は上がりますし、そこから専門的対処に繋げることもできます。

その結果、心を病んで会社を辞めなければならないほど追い込まれてしまう人が居なくならないようにしていきたいです。スヌーピーを活用したサービスを行っているのも、結局はカウンセリングを身近に感じて欲しいという想いがあります。カフェを開く上での資格はもうあるので、あとは、もうちょっと紅茶などの勉強していきたいと思います。

現状、幸いなことにセミナーを通じてお客さんを紹介してもらうなど、順調に会社を大きくすることができています。しかし、ゆくゆくは同じ想いを持つ人材をもっと増やし、カウンセラーの文化を広めていきたいと思っています。

最後に、このページをご覧の皆さんにメッセージをお願いします

メンタルヘルスやカウンセラーと聞いて、みなさん「自分には関係ない」と思う方が多いんですけれども、ぜひ、他人事と思わないで活用して欲しいなと思います。日々の中でストレスは感じるものですし、自分では特に問題ないと思っていても、知らず知らずのうちにメンタルヘルス不調になってしまうこともあるのです。

どうしても、メンタルヘルスとかって言葉が堅苦しいという印象もあると思うんですね。

その印象を、スヌーピーを使ってより分かりやすく、身近に考えてもらえるようにしているので、少しでも興味を持っていただけたらぜひスヌーピー心理学セミナーに参加して頂けると幸いです。スヌーピーと心理学っていう言葉ってなんだろう、面白そうって思ってくれたら、嬉しいです。

まとめ

スヌーピーを活用したカウンセリングは、まさに驚きでした。一見、不思議な組み合わせに見えますが、カウンセリングに対する堅苦しい印象が、なくなったのではないでしょうか。

まさに、堅苦しい印象をなくすのが浅賀さんの狙いでした。彼女がこのような活動を行うのは、スヌーピー好きはもちろんですが「カウンセラーをもっと身近に感じる文化を広めたい。」この強い気持ちが、今の活動につながっているのです。

浅賀さんの次なる目標は、スヌーピーのカウンセリングカフェでした。気軽に相談できる文化を広める活動を精力的に行なっています。カウンセリングがあたり前の時代も近いかもしれません。

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